■ 仮想PCの作り方


仮想PCとは、Waffle Cell上に作成する仮想のPC(一般的にはWindows)です。
仮想デスクトップ上でWindowsソフトを使いたい場合は、仮想PCをお使いください。

ここの説明ではWindowsの仮想PCを作る事を念頭にして説明します。他のOSをインストールする場合は適宜読み替えてください。

仮想PCは下記の手順で作成します。
 1:Waffle Cell上に仮想デスクトップを作る
 2:仮想デスクトップにバーチャルボックスをインストールする
 3:バーチャルボックスにWindowsをインストール(=仮想PCの出来上がり)
 4:作成した仮想PCを使えるようにする

バーチャルボックスとはパソコン上に仮想的なパソコン(PC)を作成し、そこで別のOS(Windows等)を実行出来るソフトです。
言い換えると、仮想PCとは、仮想デスクトップ上のバーチャルボックス内で動くWindowsになります。




一連の作業を流れに沿って説明します。


1:Waffle Cell上に仮想デスクトップを作る


仮想デスクトップは一人の一般ユーザーに対して、一つしか作れません。Windowsをインストールする以外に仮想デスクトップを使う(使っている)場合は、例えば「Win8」等の名前で一般ユーザーを作成し、そのユーザーの仮想デスクトップにWindowsをインストールする事をお勧めします。(一般ユーザーの作り方はこちらから)

作業内容

仮想デスクトップのサービスを追加。
 ↓
Windowsインストール用の仮想デスクトップを作成。

仮想デスクトップのサービス追加方法等の具体的な方法はこちらをご覧下さい。

2:仮想デスクトップ上にバーチャルボックスを作り、Windowsをインストールする


仮想デスクトップを作成したら、仮想デスクトップ上にバーチャルボックスを組み込み、そこにWindowsをインストールします。

作業内容

仮想デスクトップにバーチャルボックスを設定。
 ↓
設定したバーチャルボックスにWindowsをインストール。

バーチャルボックスの組み込み、Windowsのインストールの具体的な方法はこちらをご覧下さい。

ここまでの作業で、仮想PCが完成します。

3:作成したWindowsに外部のPCからアクセスして操作する


仮想PCを外部のPCからアクセスして操作します。WindowsPC、Mac、iPad、iPhone、androidOSのタブレットやスマートフォン等から操作可能です。

作業内容

キーボードと拡張機能の設定
 ↓
お使いのPCやタブレット等からのアクセス方法の設定
 ↓
CD(DVD)からソフトを組み込めるようにする

具体的な作業方法はこちらをご覧下さい。

※参考 仮想デスクトップと仮想PCの比較
仮想デスクトップと仮想PCが混乱しやすいので、両者の違いをまとめました。
  仮想デスクトップ 仮想PC(Windows)
インストール先 Waffle Cellの中 Waffle Cellの中の
 仮想デスクトップの中の
  バーチャルボックスの中
メモリ 仮想PCよりは消費が少ない ユーザー数が増えると消費量が大きくなる
ソフトウェア 追加インストールできない。
予め用意されているソフトウェアのみ使用可能。
WordやExcel等Windowsソフトをインストール可能