■ハードウェア


PCがWaffle Cellをインストールして使えるか、環境(ネット)か対応しているかを確認します。

●Waffle CellにするPC
メモリ:2GB以上
HDD:200GB以上(注)
CPU:64bit対応
(注)HDDの容量は目安です。ファイルサーバで使う容量などを勘案して必要な容量を考えてください。

●作業用PC
ネットに接続でき、CD-Rが焼けるものが必要です。
ただし、UbuntuのインストールCD等がある場合は、CD-Rが焼けなくても大丈夫です。
※Waffle CellのシステムとUbuntuのインストールCD
詳細な説明はここをクリック

  • ■ハードウェア(詳細な説明)


    PCは「Waffle CellにするPC」と「作業用のPC」の2台が必要です。

    Waffle CellにするPC

    Waffle CellにするPC(Ubuntuをインストールして、最終的にWaffle Cellとして使うPC)を1台用意します。
    Waffle CellにするPCは以下の条件を満たす必要があります。
    メモリ  2GB以上。
    HDD ハードディスクの容量は使用目的に応じます。
     システムだけならせいぜい20GBもあれば入りますが、ファイル共有等でどれくらい使うか等で容量を考えてください。
    例)ファイル共有で1人頭20GB×利用人数10人=200GBの余裕が必要。
     Waffle CellではあとからHDDを増設したり、外付HDDをWaffle Cellにするのは難しいので、 最初から大きめのサイズを搭載する事をお勧めします。
    目的にもよりますが、200GB以上が一つの目安でしょう。
    CPU  64bit対応(不明な場合は確認して下さい)。

    なお、Waffle CellにするPCにUbuntuをインストールすると、
    今までそのPCに入っていた内容は全て消去されますので、
    必要であれば事前にバックアップして置き、万一の場合に元に戻せるようにしておいてください。

    必要なソフト(Ubuntu)を最初はCDからインストールしますので、CDを読むことの出来るドライブが内蔵されているか外付けのCDドライブがあることが前提です。

    まとめると、Waffle CellにするPCは以下の2つ条件を満たす必要があります。
    ・前記の最低限のスペックを満たす
    ・CDドライブ(内蔵もしくは外付け)


    作業用のPC

    必要なソフト(Ubuntu)をダウンロードしたり、インストール前にネットに接続してホスト名登録を行うPCが1台必要です。
    普段使っているPCで結構ですが、UbuntuインストールプログラムをダウンロードしてCD-Rに焼く必要があるので、CDを焼くことの出来るドライブが必要です(内蔵もしくは外付け)。


    その他

    Ubuntuのインストールディスクを作るために、CD-Rが1枚必要です。
    また、Waffle CellにするPCも作業用のPCもネットに接続して作業する必要がありますので、ネットに繋がる環境を用意してください。


    CPUのチェック

    よほど古い機械かネットブック(注)の一部以外は64bit対応のCPUですが、念のために確認しましょう。なお、64 bit対応でない(32bit対応)のCPUの機械に64bit版のUbuntuをインストールしようとするとエラーが出てインストールできません。
    (注)ネットブックでAtomというCPUが使われている場合は64bitでない可能性があります。
    64bit対応かどうかを知るには、CPUに何が使われているかを知り、そのCPUが64bit対応かをチェックする必要があります。

    ●メーカー製PCの場合

    まず、PCがメーカー製であれば、メーカーに問い合わせるのが一番確実です。
    電話やメールでPCのCPUは64bit対応か、メーカーに問い合わせてください。

    ●自作や問合せ先がわからないPCの場合

    自作のPCや、問い合わせ窓口がわからない場合は、CPUの型番から調べる方法があります。次の手順で確認してください。
    1. WindowsがインストールされているPCなら、スタートボタンから「プログラム→アクセサリ→システムツール→システム情報」を選んでください。
    2. 次の図のように、システムの概要が表示されますので、プロセッサ項目を見て型番を確認してください。

    図例だと「AMD E-350」がCPUの型番になります。 確実なのはCPUメーカーに「この型番のCPUは64bit対応か?」と問い合わせる事です。
    Intelの問い合わせページ
    AMDの問い合わせページ

    ネットで調べるのなら、yahooやgoolgeでCPUの型番と「命令セット」などの言葉の複合検索で調べてみてください。

    お使いのCPUの命令セットが64-bitとか、x64(またはx86-64)などと書いてあれば64bit対応のCPUです。

    ただし、実際いくつかのCPUが32bitか64bitなのかをネットで調べた経験では64か32かの記述は意外と見つかりにくいようです。


■回線とルーター


契約している回線の契約内容とルータを確認して下さい。

●グローバルIP
固定でも変動でもかまいません。Waffle CellはIPを一つ占有します。

●UPnP対応のルータ ルータがUPnP対応かつ、UPnP機能がオンになっている必要があります。
最近のルータのほとんどは、UPnP対応かつオンになっているようです。

詳細な説明はここをクリック

  • ■回線とルーター(詳細な説明)


    Waffle Cellに外部からVPN接続したい場合は、インターネット回線とルーターを確認して下さい。

    インターネット回線(グローバルIP)

    Waffle Cellをネット回線に接続してVPN接続するためには、グローバルIPが一つ必要です。お使いの回線にグローバルIPアドレス割り当てられているかどうかは、プロバイダーにお問合せ下さい。
    聞き方としては、「契約している回線にはグローバルIPが割り当てられているか?」などがいいでしょう。

    IPアドレスは固定でも変動のどちらでも大丈夫です。

    一般的な固定回線ではグローバルIPは割り当てられていますが、マンションなどで壁にLANケーブルのコンセントがあり、例えばそことノートパソコンをLANケーブルで繋ぐとすぐにネットに接続できるような場合は割り当てられていない可能性があります。


    ルーターの確認

    ルーターに関しては、UPnP対応で、UPnPがオンになっている必要があります。
    最近のルーターの大部分はUPnP対応で、UPnPがオンになっていますが念のため取扱説明書で、あるいはメーカーに問い合わせて確認するといいでしょう。
    問合せの際の聞き方としては「●×(ルータの型番)は、UPnP対応か?UPnP初期値はオンになっているか?オフの場合、オンにする方法は?」などがいいでしょう。